テクノロジーによる教育改善にチャレンジしています
社会環境の変化と「学ぶ」ことの重要性
高速インターネットや、スマートフォン、タブレット端末は世界規模で普及を続け、今や多くの人がビデオやオンライン講座で学ぶことが日常的になってきました。
一方、グローバル化の進展による産業構造の変化や、雇用機会の海外流出など、日本人を取り巻く社会環境も大きく変化しています。そうした変化の進行する世の中では、従来の知識体系にとらわれず、新たな知識を貪欲に学び、この困難な局面を打開するアイデアを自ら生み出す能力が非常に重要になっていると考えます。
私たちは、21世紀には以下のような能力を身につけることが、生き残るために重要であると考えます。
- 基本的な読み書き能力(英語、パソコン、母国語で考える能力)
- 必要な情報を入手する能力
- 入手した情報を吟味し、アクションプランを作成する能力
- 作成したプランをタイムリーに実行する能力
とりわけ、日本人は最後の実行する能力や勇気を持つ人材が不足しています。
- 「前例がないことにはチャレンジしない」
- 「失敗しない」
ことだけに囚われていては、アクションすることができません。
私たちのミッション
学びをきっかけにして、一人でも多くの日本人が実現したいゴールを見つけ、アクションプランを作成し、実行していく、そういうお手伝いをしたいと私たちは考えています。
注目している領域
プログラミング教育
ブレンド型モデルの普及とともに、従来の知識伝達型だけではなく、イギリスやエストニア・フィンランドなどでプログラミング教育や、メイカーズプログラム(電子工作や3Dプリンティングなどでモノ作りを体験する)が拡大し、イギリスでは義務教育課程に必修科目として取り入れられています。 そこで私たちはラズベリーパイを使ったプログラミング講座や、メイカーズプログラムのワークショップを定期的に開催したり、オンライン講座を開発しています。
起業やスタートアップの支援
産業構造の変化に伴って、雇用慣行の変化が起こり、非正規化の進行や、女性の復職などが大変難しい環境になっています。
そこで私たちは、より多くの日本人が自分のゴールを発見し、起業やスタートアップを通じて、自己実現を叶えるサポートをしています。
ブレンディッドラーニング・反転学習・反転授業
カーンアカデミーやMOOCの登場によって、映像授業で基礎知識のインプットを行い、対面で演習型の授業をするという「ブレンド型学習」が世界的に普及しています。 当初は、自宅で映像授業による予習を行い、教室で演習型授業を行う「反転授業」が注目されました。 その後、より学習者の到達度に応じて学べるように、教室内でインプットとアウトプットを行う「反転学習」や「ブレンディッドラーニング」というモデルに進化しました。